おかしなルール、人の顔色を伺うめんどうくささ・・・会社員を辞めてフリーランスになろうかな~と思うこともあるのでは?
もう会社員なんて辞めたいっ!と言いながらも、他の働き方のモデルが見つからず、そのまま惰性で生きている、なんてこともよく耳にします。
フリーランスの生き方モデルができているのは、やはりIT系のエンジニア。
そこで、今回は、実際にフリーランスで働いている、わたくしの数人の知人話を参考に、収入が高いシステムエンジニアの働き方を聞いてきました。
- 今回のコンテンツ・もくじ
- フリーランスになった人、それぞれの事情
- フリーランスのメリット
- フリーランスのデメリット
- 明日、会社がなくなっても大丈夫っ!?即日で、働く方法
- 今回、ご紹介したお仕事サイト・まとめ
フリーランスになった人、それぞれの事情
まず、フリーランスで働いている人には、”なりたくてフリーになった人”と、反対に”しかたなくフリーになった人”に分かれます。
“なりたくて”:”しかたなく”は、6:4です。
いきなりフリーで働いている人は、わたしの知人には、いません。全員、元・会社員で、フリーに転向しています。
元・会社員:最初からは、10:0です。
“しかたなくフリーになった人”のほとんどは、「会社の倒産によるリストラ」が原因です。
“なりたくてフリーになった人”は、会社員時代に、コネクションを作ったり、営業の仕方を覚えたり、プログラミングの研修を受けたり、資産形成(起業資金を含め)をしてから、フリーランスになったとのことです。
フリーランスのメリット
Q:フリーランスの最大のメリットは?
フリーランスの最大のメリットは何ですか?とお聞きしましたところ、最も多い答えが、“賃金効率が良い”でした。会社員時代よりフリーランスの方が、1.3倍~2.2倍、賃金が高くなるとのことでした。
―正社員は、社会保険が高いため、給料がかなり抑えられていた。
―社会保険や税込みで支払われるため、フリーの給料は1.3~2・2倍増になる。
―税金を自分で納めるか、会社が納めるかの違いしかないけど、オフィスなどの固定費がない分、自分で稼いだ仕事から搾取されることが少ない。
―とにかく、仕事の内容は、変わらないけど、給料が安かったのが悩みだった。
また、正社員は“休みが取りにくい”という声も共通していました。
意外にも、「会社員時代は、急な体調不良や家族の介護などでの休みがとりにくかった」といいます。
―正社員の時も、フリーになってからも、基本は与えられた仕事を納期までに終わらせることが仕事。
仮にフリーになった場合は、どのようにして休むのか、聞いたところ、最低限の労働時間を守れば、休むことはできるし、年末年始や夏休みは、働いている会社に併せて休むことになるので、「休みをとっても、給料は減らされることはない」、コレなら、いいですね~。
Q:人間関係は?
―自分と合わない人は、どこにでもいるんだろうけど、仕事もどこにでもある。だから、人間関係がつらければ現場を変えてもらえっ!というのは、フリーランスのメリット。
人間関係で仕事をやめたいと思っている人は、60%以上。だけど、人間関係で悩む前に、そことの人間関係を終えて、違う現場で働くことができるわけですね。
会社員であっても、IT系は現場を変えてもらえるのでしょうか・・・?
Q:IT系の会社員でも人間関係が原因で現場を変える?
―所属している会社によりますね。すぐにでも営業してもらい現場を変えてもらうことは可能。だけど、現場の期間が短い(2ヶ月以内)が続くいていると、何か問題があるのかと、疑われる。
―人間関係で現場にこれない人は、今まではいませんでした。現場でミーティング中の口論やケンカは1度遭遇しました。お互いに譲れないところがあったようですね。ネチネチしたのは、経験がありません。
―人間関係が悪い現場だと、その人を入れ替えたりする。みなさん、同じような立場だから、気楽なもんですよ。
なるほど、一緒に楽しく仕事ができるような人と働きたい、この気持ちは、採用担当者にも共通することですね。
ただ正社員だと流動性がないから、現場に依存したり、自分の立場にしがみついたり・・・そういう、正社員の“ある種のしがらみ”が人間関係を悪くしてしまうのかもしれないですね・・・。
Q:ボーナスについての考え方は?
―昔はボーナスには、社会保険がかからなかったけど、今はどんどん天引きされてしまうから、給料と変わらない。
―年俸制で稼いでも、ボーナスをもらっていた正社員よりも稼げている。
なるほど、正社員→フリーランスになると、給料面と、休日面での働き方が改善されたようですね。
フリーランスのデメリット
Q:フリーランスになって、良くなかったことは?
―フリーだと、頭金を相当ためないと住宅ローンの審査が通りにくい。
―フリーだと、親や親せきから、不安定な仕事と思われてしまう。
フリーランスは、不安定だと、決めつけられている。だけど、今の時代、大手の企業でも、リストラがあったり、ロックアウトや職場いじめ、追い出し部屋などで嫌がらせを受けて、結局は辞めなければならないこともある。もう、正社員は守られている、とは言い切れないわけですね。
フリーランスという働き方だけが不安定とは言い切れず、社会の全体が不安定なわけですね。
「正社員で働き続けられれば、ラッキー!」と考えればいいのですね。
―フリーだと、会社員から「どのくらい儲けているの?」と聞かれやすい。
フリーランスになると、住宅ローンの審査が通りにくい、というのは本当のようです。
というか、銀行の審査に入る前に、マンションのディベロッパーから、銀行の審査に通らない可能性が指摘されてしまうので、審査というまな板に乗る前の問題があるといいます。
正社員神話は、日本の正社員が作り出しているだけなのですね・・・。
カードの審査にも通りにくいとわかっていたので、会社員時代にカードの作成と、住宅の購入、結婚などを済ませてし待った方がいい、ということでした。
親や親せきは、みんな、フリーランスよりも、会社員・正社員!、会社員・正社員よりも、公務員!とみんな同じ反応をします。
―本当に、団塊の世代から上の世代は、スタンプみたいに同じことを言うので、ビックリします。考え方だけでなく、髪形もなんだか似ているし、買うものも同じで、みんな似たような家具を持っている。
正社員と一緒に働くことが多いので、フリーランスと聞けば、少なからず興味を持たれることも多いようです。
みんな、得体のしれない不安と戦って生きていて、世の中、何が正解なのか、わからなくなってしまっているようです。
―正社員が安定な仕事とは言えなくなってしまった。だれも判断できないから、フリーランスの人から情報を得て、無理やり正社員としての自分の働き方を正当化したい人も多い。
―フリーランスから見れば、不安で動きが取れない人なら、正社員でいる方がいい。フリーになってしまうと、不安だけど、毎日をこなしていくしかない。結局、やっていることも考えていることも同じ(笑)。
―他の人が、フリーランスへの興味を持たれるのは、たぶん【ドクターX】の影響が大きい。言いたいことが言えるだろうとか・・・好きなことで働いているのは、正社員もフリーランスも同じなんだけど・・・。
【ドクターX】では、外科医の女性が、群れることを嫌ったり、有力者に媚びを売ることを嫌ったり、残業などの時間の束縛や、発言の不自由を嫌っていたり、と、日本人の労働者がやりたくてもできなかった働き方を実現していますよね。
【ドクターX】があまりにも、軽快に発言するから、団塊の世代にも好評で、フリーランスという働き方に多少の理解を示したようです。
―正社員なら、うつとか、事故とかで働けなくなったときの手当は厚いし、介護休暇などの休みも一応、取得できる・・・というのが一般的。ただ、労働者の権利を主張できるように頑張らなければならないけど。
フリーランスになるには、心身共に健康であること、スキルアップを怠らないこと、もしもに備えて保険に加入すること、が必要ですね。
明日、会社がなくなっても大丈夫っ!?即日で、働く方法
フリーランスになったら、まず社会保険の変更と市役所に行って住民税の納付の確認をっ!
ブラックな家族経営の企業の担当者が、市役所に書類をなかなか提出せず、住民税が高くなった人がいました。そのあとで、働く先を確保します。
まずは、自分ができることを明確にして、仕事をさがします。
―たいていの場合、前職の仕事のスキルだとか、扱える言語での絞り込みが多いですね。
―全くの未経験者の場合は、「テスターさん」という立場で始める。作った製品のテストをする仕事から始める人も多いです。
仕事をさがすといっても、転職エージェントと同じような流れなんですね。
まずは登録して、エージェントと面談。エージェントから仕事の紹介を受けて、仕事先と面談する。
転職サイトのように、募集中の仕事一覧があるので、希望の条件を絞り込んだりもしますが、基本的には、エージェントの方から、適した仕事と待遇(月収など)の話がきます。
給料の交渉は、このエージェントが行うので、単価(給料)交渉などは、おまかせしています。
エンジニアのエージェントは、いろいろな会社がありますが、面談してみて、気が合いそうなところから始めればいいのではないでしょうか?
Q:IT系フリーランスのおすすめのエージェントとは・・・?
―仕事の件数で決めるなら、IT系フリーエンジニア案件6000件以上【ギークスジョブ】がいいですねっ。
業界トップクラスの仕事案件があるので、自分にぴったりのお仕事が見つかります。
エンジニア同士の交流会を企画したり、エンジニアのための勉強会なども企画していますね。
同じエージェントを利用している人が、同じプロジェクトに入ってくることもあるので、情報交換なんかもたまにできます。
―紹介手数料が無料ということで有名なのは、レバテックフリーランス。
いろいろな専門職の仕事あっせんだとか、転職エージェントもしています。
フリーから正社員で転職したい人向けの転職エージェントもあって、結構手広くやっています。
自分の立ち位置とか、今後のキャリアの相談ができるので、利用しやすいです。それと、初めてであれば、自分の単価(給料)の相場を自分でHP上で確かめられるので、いいですよ。
今回、ご紹介したお仕事サイト・まとめ
1.フリーランスITエンジニアの案件・求人情報サイト【ギークスジョブ】2.フリーエンジニアの案件なら、レバテックフリーランス >>>TOPページへ