企画業で働く女性から聞いた、現場でイキイキと輝く働き方をするための転職ノウハウ
現場でイキイキと働いている女性には、みんな、共通点があります。
わかったことをまとめると、こんな感じです。
✔ できない部分を人に頼むようにする
✔ 小さいことでも声掛けする
✔ 本気で仕事をしていることを証明する
今日は、企画の現場で働く女性から聞いてきた、イキイキ働くためのコツを伝授します。
企画の仕事は奥が深い！企画で働く現場の仕事のノウハウを聞いてきた
企画現場で働くＥさん。
「行動あるのみ」と思って、自分を突き動かしています。
希望の職場ではないと知ったＥさんですが、とりあえず入社することにしました。
４０代以上の転職の場合、良い条件や自分の希望などで、内定を値踏みしたり、内定を先延ばししたりしてしまう人が多いようです。
内定が取れたことで、気持ちが大きくなってしまい、内定先を天秤にかけたりするようですが、年齢が高くなればなるほど、まずは内定先に転職することをおススメします。
さて、Ｅさんの場合は、一番最初に内定が取れた会社に入社すると決めていました。
希望の職種ではありませんでしたが、まずは入社して、どうしてもやりたい仕事を選ぶときは、時期を見て異動希望を出そうと考えていたからです。
Ｅさんには流通業の経験がありました。
流通業を通じて、日ごろから、人の役に立てる仕事の仕方を追求してきました。
しかし、社会が変わって仕事の仕方が変化して、だんだんとルーチンワークが増えてきたことが原因で、人員整理が必要になりました。
だれかに解雇される前に、自分から転職しようと思い、仕事と転職活動を両立してきたのです。
“自分のやりたいことではない”仕事の場合、まず“やりたくない仕事”とは何なのか、考えてみることにしました。
Ｅさんがやりたくないのは、雑務のようにスキルが身につかない仕事、単調なデータ入力の仕事、サポートやアシスタントの仕事でした。
くやしい気持ちでいっぱいでしたが、家に帰ってから企画書を読み返すことにしました。
真っ赤になって帰ってきた部分には、必ず問題点が書かれていました。
“個人情報の取扱いはどうするのか：個人情報保護法“と書かれています。
指摘の箇所には、かならず法律や条文などに絡んで、自分の企画書に書けている視点が書かれているのでした。
これを見て、Ｅさんは企画書を練り直します。
まず、個人情報の問題をどうクリアしていけばいいのか、最近の判例や他社での成功事例と失敗事例を探しだし、課題をまとめました。
また実地することが可能かどうか、いくつかの大学の専門家にいきなりメールを送り、意見を聞きました。
企画書は見事に出来上がり、上司に提出しました。
もともと、希望の仕事ではなかったわけですから、「辞めろ」と言われても構わない覚悟でした。
上司はにっこりとわらって、「よくできている！」と言い、この企画書をもとに具体的な事業を任せるとまでいいました。
実際の現場を訪ね歩き、泊まり込みで仕事をしなければならないこともありましたが、Ｅさんは前職では味わえなかった“将来の仕事像”を自分の手で作り上げることができ、毎日充実しているということです。
Ｅさんは、言います。
―仕事は自分ひとりでは完結できない。上司が背中を押してくれるから、任せてくれるからこそ、仕事ができる。
―もし、そんな上司ではなかったなら、“自分らしく働く”ことができない。
会社選びも大切かもしれないけど、転職では一緒に働く上司の人間性や人格で判断することも大切なんですね。
転職では自分が働く部署の上司とのコミュニケーションが取れている転職エージェントを選ぶことが大事ですよ。
会社は良くても、直属の上司がブラック社員で退職するケースがかなりありますので・・・。
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