海外の現地法人で働く女性から聞いた、現場でイキイキと輝く働き方をするための転職ノウハウ
現場でイキイキと働いている女性には、みんな、共通点があります。
わかったことをまとめると、こんな感じです。
✔ できない部分を人に頼むようにする
✔ 小さいことでも声掛けする
✔ 本気で仕事をしていることを証明する今日は、海外の現地法人駐在で働く女性から聞いてきた、イキイキ働くためのコツを伝授します。
社会貢献を夢見て、一度は転職活動を始めたＳさん、なぜ会社に残る決断をしたのか。また現地法人で働くことを選んだのか。
現在、海外の現地法人で駐在して働くＳさん。
「小さいことの積み重ねが、できる自分に成長している」ことを感じ取ったようです。
もともと、途上国に興味があったＳさんは、大学の時からずっと将来は途上国に関係する仕事がしたいと思っていたようです。
しかし、一度就職してしまうと、途上国とのつながりは途切れてしまい、周りの女性が次々と結婚していきました。
あんなに社会貢献したいと思っていたのに・・・。
自分も結婚しなければならない、と思い込み、婚活を始めてみたり、知り合いから男性を紹介されてみるのですが、しっくりと行かず、また自分の理想とする男性も見つけることができないまま３０代に突入してしまいました。
同窓会に出会いがあると、聞いたＳさんですが、周りはみんな妻帯者。
自分だけが出遅れてしまったような気持ちがして、沈みました。
しかし、家庭に入ってしまった旧友が、Ｓさんが働いていることを知り、ほめてくれるのでした。
会社は中小企業に位置づけられるところで、大きなやりがいもありませんでした。
ただお局さんのような先輩の女性に手を焼いていました。
お局さんは、産休が明けて復帰すると、イライラして後輩の女性社員に当たり散らしたり、後輩が自分の開拓した仕事を盗んだなどとケチをつけたりしていました。
お局さんは、常に会社の悪口を言い触らし、あと１０年会社は持たないだとか、４０代になったら働く先がないだとか、後輩たちを不安にさせるようなことばかり言っていました。
Ｓさんは上司にお願いされた仕事を進めていた時、お局さんが寄ってきて「ちょっと！これは私の仕事よ！」っと因縁をつけられました。
早速、お局さんに目をつけられてしまったＳさん。毎日がつまらなくなってきて、仕事での希望も失われていきました。
周りの後輩が転職していく中、自分も早く転職しなければと焦ったり、仕事を失ったときのために中小企業診断士の勉強を始めたりします。
女性が食べていくには、資格がなければならない！というのもお局さんからの受け売りの言葉です。
社会貢献につながる！？駐在することになったきっかけ、本人の希望などを聞いてきた
Ｓさんは、言います。
―いつも、仕事は“やらされ感”で動いていた。
―何事も周りに流されやるくなっているのは、主体がなくて、やらされている感覚しかなかったからかもしれない。
本位ではない、転職活動をしてみたり、資格取得の勉強をしてみたりと、貴重な時間をどんどん失っていきました。
そんなある日、お客様の会社が、海外に現地法人ができることを知ります。
お客様のサポートをしてきた会社としては、すぐにでも現地法人を立ち上げ、まずは日本人スタッフを常駐させる必要がありました。
たまたま独身だったということもあったのか、Ｓさんに白羽の矢が立ちました。
お局さんは、「海外に言ったら一生結婚できない！」などと反対していたようですが、このお局さんから離れたいこともあって、内定を受けることにしました。
働く目標を失いかけていた時でした。
この転機で、Ｓさんは一気に仕事モードが全開になりました。
心にあった不安や心配、気が晴れないなどのモヤモヤ感がぱっと晴れ渡った感じがしました。
Ｓさんは学生時代に発展途上国に興味を持っていました。まさに、現地法人はその条件にぴったりで、これから将来に発展していく大事な国に思えました。
Ｓさんにはやるべきことが増え、英会話教室に通うなど、忙しくなりましたが、将来の見通しが立ったことで、仕事にまい進できるようになりました。
また海外に行くようになってからは、年収がアップしたり、役職を得ることができました。
これから発展していく国で社会貢献できる！という希望ができて、何でも楽しくなったといいます。
小さなことにくよくよせずに、毎日充実しているといいます。
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