日本にもホワイト企業は存在した!?幻のホワイト企業に転職した人の話から・・・
3年前まで、某ブラック企業で働いてたRさん。今、働いているところが、超・ホワイト企業だというのでお話しを伺った。
実は、Rさんから話を聞くまでは、ホワイト企業なんて日本には存在しないんじゃないか、と思っていた。
誰しも会社に対して、人間関係に関する不満、待遇に関する不満、経営スキルに関する不満のいずれかを抱えていると思っていた。
ところが、ユートピアのような超・ホワイト企業が、ちゃんと東京にもあるんだっ!ということがわかったので、このコンテンツでまとめておくことにする。
そもそもRさんの働き方というか、働かされ方は、帰宅が深夜2時すぎか明け方。
当然、終電が終わっているのでタクシー横づけで帰宅していた。
出社時刻こそ、限定されてはいないが、社員全員が何かに縛られるように、朝10時までには出社していた。
社長は、男性だが香水プンプンで、Facebookには女子社員たちとの暑気払いの様子や、クリスマスパーティーの様子の写真を載せていた。
「社員が参加した」と書いてはあったが、していない社員までも「いいね!」を押さなければならなかった。
その暑気払いのあった日も、チームは全員で深夜まで働いていた。
こういうブラック企業にありがちなのが、会社のSNSで派手なアッピールをすることだ。
今、就職活動中の学生たちにも気をつけた方がいいといいたい。
HPやFacebookには、ウソもたくさんある。
特に、わざわざ有名人と写真を撮って載せていたり、社員参加のパーティというわりに女性比率が多すぎたり、または顔が判別できるほどの少人数であったりするのは、たいていはアッピールのためのやらせ撮りなのだから・・・。
HPとSNSからブラック企業を判定するワザ!?本社が目立つところに構えてくるのもアヤシイ!
その某ブラック企業は、有名な企業が入っている有名なビルの中にあった。
本社を有名な企業が並ぶビルに置いているというのが、自慢の一つだったらしい。
そこの社員の給料は、一流の場所に本社を構えている割に恐ろしく低かった!
どうも、求人関係の費用、研修代、事務所の維持費などなどもろもろを人件費と考えて経営しているようだ。
普通なら、1人当たりの人件費を給料の1.3倍と仮定して計算する。厚生年金保険料、健康保険料、労災保険などの費用が上乗せされるだけで十分だからだ。
そういうブラック経営者だからこそ、本社を有名なビルに置くことができるのだ。
そんな考え方の会社だからこそ、社員たちの服装、特に男性は安物のワイシャツでヨレヨレのズボンだった。
女性の場合、プチプラ服などもうまく着こなしてごまかすことができるが、男性の場合は無頓着になりがちだ。
ブラック企業を見分けるためのポイントになるかもしれない。
そして、ネットでは、さも楽しげな写真を載せ、女性社員が書きました~♪的なコメントを載せる。
本来なら、取引先の人も書き込むことができるし、商品を使っている消費者のコメントも書かれてもよいと思う。
しかし、社員以外は書き込まず、「おつかれさまでした!」ぐらいの内容が全くないコメントというのが、ブラック企業の特徴だと思った。
外からブラック企業を見分けるポイント
✔ 本社が有名ビルにある
✔ 男性社員の服装が明らかに安物
✔ イベントがわざとらしい
✔ SNSの社員のコメントの内容が軽いっ!
✔ 有名人と一緒に撮った写真を載せている
どうしてもブラック企業に入社したくないのであれば、深夜にその企業の前まで行ってみて、明かりがついているかなどもチェックするとよい。
超・ホワイト企業の実態!徹底ヒアした結果にわかったこと
Rさんからいろいろな情報を得てはいたが、少しぐらい不満はあるだろう、という疑いの気持ちを持って会いにいった。
ネットで検索したのだが、本社のHPは派手さがなかった。
徹底したBtoBビジネスオンリーの会社だけあって、消費者のアピールの必要がないからかもしれない、とも思ったが・・・。
本社は、昔からのビジネス街にあり、駅からのアクセスが良かった。
Rさんが転職したホワイト企業の概要
✔ チームの人数の配置にチカラを入れている
✔ 事務所がおちついている
✔ 金払いがよい(従業員にも、関係各社にも)
✔ ネットにお金をかけていない
✔ 残業は21時以降は絶対に禁止
どうしたらこういうホワイト企業に入社できるものか、聞いてみた。
Rさんが自信を持って言った。
「転職してきた人は、みんなスキルがある!」
Rさんいわく、かなりのスキルや経験を持っている人、ユニークな経歴の人を積極的に採用する社風、だという。
また、待遇や労働環境が良いため、「安心して働ける」ということも、チカラを発揮できるポイントだ。
年齢構成も、他の会社よりもバランスがいいことも、その「安心」につながっている。
なるほど、ホワイト企業では、利益が利益を呼ぶような働き方ということか・・・。
ただ女性の比率がわからない、という。
技術部なので、女性が15~20%ぐらいしか在籍していないとのことだった。
Rさんの話を聞いて、まとめてみるとこんな感じだ・・・。
ホワイト企業に転職するためには、前職がブラック企業であったとしても、すねたりせずにスキルをつけておくこと。
自分から勉強することもできるし、ストレッチなど簡単な運動習慣を持つこと、趣味を持つこと、ストレス耐性をつけるなどなど、いろいろなやり方でいいから、自分を大切にする。
自分を含めて、ブラック企業で働いるヒトはかなり多いけど、脱出することもできる。
自分らしく働くためにこそ、ビジネススキルを高める必要がある。
金払いがいいということで、みんな夏のクールビズにもかかわらず、パリッとしていました!
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