受かる応募書類には理由がある#3「期待される役割」について
30代から40代の院卒、女性の転職アドバイスをはじめるようになり、企業の人事担当者と話をしてみると、中途採用者に期待していることは、だいたい共通しています。
- 30代から40代の中途採用者に期待していること(まとめ)
- コミュニケーション能力が高いこと
- 問題意識を持っており、目標や課題をみつけては解決策を考えられること
- 難しい専門的な内容を、相手が納得できるよう噛み砕けること
- 判断ができ、自分の行動に責任がとれること
- 突然の事態でも臨機応変に対応できること
30代~40代の転職希望者のための応募書類の自己PRの書き方を伝授します。
自己PRでコミュニケーション能力について、エピソードをつくろうと思っている方は、女性には多い!
社内のコミュニケーションのエピソードだけでは20代のライバルに差がつきません!
30代・40代だからこそ、書くべきエピソードをまとめます。
コミュニケーション能力が高いことに期待される役割
自己PRしようとしている高いコミュニケーション能力を勘違いしないように。
ここで必要な高いコミュニケーション能力とは、相手がだれであれ、交渉すべきときには有利にできる人材のこと。
会社はチームで仕事をします。
友達とのコミュニケーションや社内のコミュニケーションの中心的存在だった、というエピソードでは、企業様は、20代を優先的に採用したい気持ちになってしまう。
中途採用者に期待しているのは、社外コミュニケーション。もちろん、社内コミュニケーションの役割もできればしてほしい、と思うところですが、社内コミュニケーションが円滑だからといって、仕事ができるというわけではありません。
むしろ社内コミュニケーションは、社歴が長く、会社への忠誠心が高い、“はえぬき”の人材にお願いしたいところ。
中途採用者には、社外コミュニケーションを円滑にして、交渉のシーンでより自分の会社が有利になるようなコミュニケーション術を発揮してもらいたいと思っているわけ。
自己PRで”コミュニケーション能力が高い”というエピソードを語るときの書き方
ですから、自己PRで”コミュニケーション能力が高い”というエピソードを語るときは、社外とのつながりがどのくらいあって、どういう経緯で社外の人材と知り合うことができたのか、また自社製品などの導入実績はどうなっているのか、ということを中心に文章を組み立てていきましょう!
もしもキーパーソンを知っているなら、紹介してくれ!と求人企業に思わせろ!
社長ともなれば、いろいろな社長の会などに参加して、社外の人脈とのつながりが多い・・・と勘違いしてはいませんか!?
ニッポンの社長は、どちらかというと、社内の人望が厚くて、のし上がってきた可能性が高い。
毎日、社員の方から話しかけてもらえるので、声をかけれることに、慣れてない。
社長がいろいろな人脈を持っていると勘違いせず、あなたが活躍していくために必要な、社外の同世代のキーパーソンとの人脈を探しておくことが必要。
キーパーソンとつきあうことは、お互いの利益につながるから相手のためにもなる
同世代のキーパーソンとの人脈を大切にしろ!などと、書きますと、セコイとかズルイとか、思われたり・・・。
しかし、同世代のキーパーソンは、上世代や上役とのキーパーソンとのつながりを欲しいと感じています。
ですから、同姓代のキーパーソンを転職後に紹介することは、新しい会社でのあなたの功績にもつながっていくだけでなく、相手を押し上げる効果も期待大っ!!
あなたを必要とする求人企業に出会い、コミュニケーション能力で自己PRを押したいときには、是非、社外コミュニケーション能力をアピールすることがおススメ。
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