お悩みケース８．

会社への不満がたまっているか、見極めてっ！

めんどうな仕事やフォローを頼まれてしまったのですね。

小さな不満であっても、つもりつもっていくと“怒り”が生まれますよね。

まず「運が悪い」ということですが、そういうバイオリズムだったのかもしれませんね。

この時に、「自分はひどい目に遭った」→「ほんとうに運が悪い」なんて考えてしまいがちだと思います。

おそらく、同様のことにたくさんあってきたので、あなたのなかで、“不幸な自分”というストーリーができてしまった、かもしれませんよ！？

早めにこの架空のストーリから脱却しましょう。

「正しい」のは誰でもない

正しい人は誰か、決めつけすぎてはいけません。

復帰ママが間違っている、という短絡的な結論でもないし、自分が不幸、というだけでもありません。

あなたが、最初にやるべきことは、“誰が間違っているか”や“誰のせいで不幸になったか”という犯人捜しを辞めてしまうことです。

たしかに、中途半端な状態で投げ出された仕事のフォローはつらいですよね。

でも、そんな状態の仕事を頼んできた会社に、あなたが所属しているということを考え直した方がいいように思います。

ランチ＝休憩時間がまともに取れないような状態が続いているのであれば、なおさらです。

仕事を投げ出した復帰ママを雇っているのもその会社ですし、あなたをこき使っているのも会社です。

まずは、「ヒトへの怒り」をやめて、自分が楽しく働ける環境に近づくための行動をしましょう。

あなたには、最終的に「仕事を断る」という選択肢が残されていることを知っておきましょう。

仕事を断らなかったのは、仕事を続けていくべきだと思っているか、人間関係を壊したくないか、などなど、あなたの事情があったからだと思います。

とにかく、仕事を終わらせることに集中してから、自分のことを整理しましょう。

炎上現場を終わらせるだけの社員になっているなら、そこはブラック会社ですよ！！

もしかしたら、あなたの会社はブラック会社かもしれないし、上司がブラック社員かもしれません。

復帰ママの仕事の姿勢は、そんなブラック会社で働いている自分に気が付いてきたのかもしれません。

復帰ママも、後ろめたいところがあるから、あなたに仕事の愚痴を言ってくる・・・なんだか、悪循環ですね。

愚痴ばっかりの話に、あなたが「こうしたら？」とアドバイスしても、当人たちはおそらく従わないでしょう。

あなたは、その愚痴大会を終わらせるために、「聞いて～」と言われたら、“聞き役になる”ことです。

聞きたくないのであれば、「一人でお昼を食べながら、考え事をしたい！」と言って一緒にランチを食べることを断りましょう。

コミュニケーションだと強要されるのであれば、メールでコミュニケーションする程度にとどめておきましょう。

コミュニケーションははっきり言ってメールでもできます！

その仕事に対応するのは自分でなくてもいい、とわかっているはずです。

自分のペースで仕事をしましょう。

また、復帰ママには、逃げる場所がないのかもしれません。こういう相手には、逃げる場所をとざさないで、ビジネスライクにつきあいましょう。

“やらされている”と感じると、イライラしてくる

“仕事をやらされている”と、とらえると被害者意識が出てくるハズです。

この被害者になる時間を、これからは、なるべく減らしていきましょう。

「忙しい」という言葉で、自分をつきうごかしてはいけません。

「忙しい、少しでも休んだら終わりだ！」

「忙しくて、間に合わない！」

こんな風に「忙しい」に振り回されてはいませんか！？

この状態は、うつ病になりかけているときです。

“仕事をしなくてはならない”という気持ちが頭の中でグルグル回っていると、そのうち、うつ病になります。

上司にムリな仕事を頼まれたのなら、「これが終わったら」と返しておきましょう。

とりあえず、自分の分の仕事を終わらせなければ、ヒトの仕事を片付けることなどできません。

“ヒトの分までやらされている”から、“自分の仕事として自分がやる”と意識を向けるようにしてみましょう。

あなたの人生は、あなたがコントロールしなければなりません。

“自分がやる”、“自分の仕事”と思えるようになったら、働きながら、転職活動をスタートしましょう！

あなたは、その会社で働いたことで、「何かを学んだ」ヒトです。自信を持ちましょう！

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