【働き方の教科書】働き方を変えたい女性たち_3
- 今回のコンテンツ
- 【働く】安心材料になっていないけど、社会保険の話
- 社会保険が払い損だと感じるのは、我慢しているから!かもしれないぜっ?
- 103万円の壁と130万円の壁の話
- 安定して【働く】ということは、実は仕事が多い分野に転職することなんだよっ
- 前回のコンテンツ
- 安定して【働く】ための“ワークシフト”は、忘れてはならない予知
- 失われた20年の間、安定して働くが崩れ続けた
- 公務員や団体職員で安定して【働く】こをと希望する人へ、もう一つ“できること”を作って
- 安定して【働く】ということは、実は仕事が多い分野に転職することなんだよっ
【働く】安心材料になっていないけど、社会保険の話
厚生年金保険、高くないですか?ー多くの女性たちが、この話に興味を持ちます。
会社が半分負担していたとしても、わたしたちが将来、手にできる年金の額は、現在の65歳以上の人からすると、1/2になる計算です。
そして、今の小学生が貰える年金額は、1/4になる計算です。
わたしが、就職したころは、「年収が上がれば、積み立てる額が増えるから老後が豊かに暮らせる」と言われてきました。
正直、よくわからないまま、仕事をすることを頑張ってきました。
会社員3年目までは、たくさん覚えることがありました。
3年目以降は、どこで働こうが、先輩であろうがあまり学ぶことがない、と感じるようになるものです。
働くうちに、両親が定年に近づきました・・・。
ところが、年金の支給開始が、60歳から65歳に上がります。
両親が年金をようやくもらいはじめる頃になると、いろいろな方がら見聞きした情報とその額に驚いて、絶望的になりました。
例えば、標準報酬月額で、最高額の積み立てをしていたとしても、年金としてもらえる金額は、積立額が低めの人でも、あまり変わらないことがわかってしまいました。
公務員として、3階建ての共済保険で積み立てても、ほんの少し上乗せされているだけ・・・です。
ちょっと前に、「貯金があれば大丈夫っ!年金なんて払いたくない」、という考え方の人がいました。
しかし、その方は、老齢期になり、亡くなりました。
食べるにも困る毎日に苦悩した結果、自ら命を絶ったと、お聞ききしました。
だいたい将来の不安をあおるほど、ファイナンシャルプランナーの本が売れ、テレビなどで取り上げられて、本人だけが売れていく・・・そのため、あおり市場は膨れ上がります。
情報が乏しくて、ようやく今になって、なんとなく、納得できたことがあるので、このコンテンツに書いてみたいと思います。
いろんなこと書いてある情報はあるけどね・・・。
社会保険が払い損だと感じるのは、我慢しているから!かもしれないぜっ?
社会保険を払っても、払い損だという人がいます。
こういうことをブログで風潮している人は、ほとんどが国民年金保険料として納めているひとです。
また、この情報に乗せられている会社員も、払い損という感覚に感染していきます。
なぜなら、会社員をしている間は、仕事で我慢したり、つらいことだらけだから・・・(前回のコンテンツでも紹介)
そう、わたしは、【働く】ことで、いろいろなことを我慢しているから、損だとか、ズルいだとか、いう感情が沸き起こってしまったんです。
本来、【働く】というのは、自分の身を軽くして生きるためにしていることなんですが、男性たちが作り上げた、日本の働くシステムでは、いろいろなことを我慢しなくてはなりません。
今の【働く】システムは、1970年代の高度成長期と同じシステムです。
みんな同じではないと、目標が達成できない時代です。
みんな同じような買い物をして、同じような髪形をしていたはずですよ。
わたしたちが、1970年後半ごろに誕生したとき、確かに似たような電化製品が並んでいましたよ。
今なんて、見てくださいよ!
“人と同じなんて、格好悪い”が主流の考え方ですよ。
【働く】システムは、まだ高度成長期のまま・・・だからこそ、働きにくいんですよね。
【働く】が生きることで、女性の人生を幸せにするものにしなくちゃいけない!誰かにやってもらうんじゃなくて、
自分で幸せになるように動いていかなきゃ、変わらないんだよっ。
103万円の壁と130万円の壁の話
専業主婦は、103万円の壁におびえながら、パートしていますよね。
103万円の壁を超えると、夫が年収500万円だとすると、住民税がだいたい0.5%アップするくらいの計算です。
103万円の壁、どうやら、選挙の後ぐらいか、2016年頃には、撤廃されるらしいですがね。
さて、それ以降にある130万円の壁を突破すると、本人名義の社会保険に強制加入することになりますから、本人の手取りが減ります。
ここで、損する!?という考え方を、炎上型のあおり・ファイナンシャルプランナーたちに、押し付けられてきたわけです。
が・・・社会保険って、案外、手厚いんだな~と実感する出来事がありました。
この体験で、これまでにモヤモヤしていた社会保険のことが、腑に落ちるようになりました。
ちょっとお話し、しますね。
わたしが実感した社会保険の手厚い話をします・・・
民間の保険と同じくらい、いやそれよりも少し手厚いんじゃないか?と思います。保険は、残された人たちのために使われるものなので、病院に入院したときの経済ロスなんかにはやはり民間の保険は手厚いんだけどね。
若い同僚が、脳に障害を負ったときの話です。
この先、いつ目覚めるかわからない同僚は、ずっと入院したままです。はっきり言えば、おそらく、彼は木が枯れていくように、いつかは亡くなるのでしょう。
しかし、残されたご家族は、もしかしたら・・・明日・・・の可能性を信じています。
彼は、短い間ですが会社員としての社会保険があったからこそ・・・、その後も命をつなぎとめているのです。
以降、“忙しすぎる働き方”と“社会保険”に対する考え方は、ガラリと変わりました。
自分名義の保険がない専業主婦の人には、「民間の保険だけで、103万円の壁と130万円の壁の間で、どうぞ頑張ってください!」と言いたいですよ。
自営業の場合、やや社会保障としての手厚さが減りますが、やはり定年のない働き方は魅力的でしょうね。
ひとり会社の会社役員の場合、社会保険に支払う額は、倍増してしますが(半額負担も自分で払うから)、自由に仕事ができるというメリットは大きく、所得ではなく事業収益なので、減税のメリットはあります。
ひとり起業が流行ったことがありますが、結局、社会保険で支払う金額というのは、身分が会社員であっても、会社役員であっても、同じようなものですよ。
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