総務省が発表している転職者の人数は、２８６万人（２０１３年度）。
５年前と比べるとだいたい５０万人位、転職者が減る。
３５歳転職限界説の崩壊はホントか！？３５歳からの転職、実際は・・・
３４歳以下の転職者は、１３０万人ですから転職者全体の４５％。３５～６４歳の転職者数は、およそ１６０万人で、全体の半分。人数は５年前と比べて変わらず。
ちなみに働き盛りとされる３５歳から５４歳までの転職者数は１０５万人（２０１３年度）。
つまり、３５歳以上であっても転職できる人はいて、５年前から変わらず。
むしろ３４歳以下の転職者数が減っている！？
若い人が減ったからでしょうか？
若い人が減った、確かにそれもあるけど・・・。
働き方が多様化してきた、社会が変化してきた、という要素も。
崩壊した日本社会、アメリカみたいに転職当たり前の時代がくる！
転職の話をすると、きまって団塊の世代である私の両親などは、いい顔をしません。
団塊の世代の人には、“石の上にも３年”という言葉が大好きで、転職を悪いことだと、決めつけてしまう人がたくさん。
年収が上がらない、ポジションが上がらないことを悔しく思いながら、しがみつくことが本当にいいことなのか。
３０代後半を詳しく知れっ！
そろそろ、社会的な安定をしなさい、といわれるのがちょうど３０代後半。
年上の世代から、何をふらふらしているんだ、とお小言を言われるのが３０代後半。
ご近所の方々から、“お子さんは何しているんですか？”と聞かれます。
そのときに、転職活動しています、とか、新しい仕事にチャレンジしています、などとはとても言いずらい。
大手の会社にいますと答えて、あら～うらやましぃと、言ってもらいたいだけ。
メンツでご飯は食べられません。
団塊の世代より上の人たちが当然のように持っている、家、車、定年退職の権利、退職金、年金生活中の海外旅行・・・。
ここに、幸せを感じてはいけないと、これからは思った方がいいのかも。
30代後半の私たちは、そろそろ時代の変化に敏感にならなきゃ！
わたしたち、３０代後半の世代は、もう団塊の世代と同じ幸福指数を持つこと自体が無理。
３５歳・転職限界説をつくっているのは、古き良き時代の先輩方。
本当は、３５歳以上だってこれまでも転職している人はいる。
会社が求める価値観があう人がいれば、３５歳以上だって転職は成功できる。
むしろ、キャリアを持っている中途採用を積極的に行うようになってきた。
ビジネススキルを持つ人は、会社側がいちいち教育しなくても、どんどん仕事を進める。
人材教育に関する時間とお金をロスすることがありません。
また他者を受け入れることで、新卒時から入社してきた人材が作っている会社の文化を新しくしかもいいものに！
これからは、他者を積極的に受け入れなければならない社会に！
３５歳限界説はもうない！
３５歳限界説が、高齢化（？）して、４５歳、５５歳、とどんどん転職限界年齢が上がるかも。
現に３５歳以上の転職は増えているとの見方も。
３５歳転職限界説をなくすには、現実を見ないふりしていちゃダメなんです！
これまでの日本の社会は、右肩上がりのがんばればむくわれる社会だった、だけ。
でも、今は違います。いろいろな働き方が選べる時代になりましたし、本当の意味で生活がIT化。
だから何も転職という形をとらずに、フリーランスになったり、会社を起業したりすることだって、アリ。
転職活動してみたら、今の会社の良さを改めて実感したりすることもっ！？
私たちの寿命は延びているのに、３５歳が限界だなんてさみしいこと言わないで、転職したいと思えば、動いてみたらいい。
動いてみて、やっぱりもとの会社に愛着がわくことも・・・。
そうしたら、その会社で働いていけばいい。
その会社がなくなっても、転職活動の経験のカンをうまくつかって、また仕事を探せばいい。
転職活動は、マイナスにはなりません。
あなたの後輩が、転職したくなったときにアドバイスができるかも、あなたの子どもが仕事に悩んでいるときにアドバイスができるかも。きっとどこかで役に立つときがある。
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しかし、今はあるんです！
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