うま味が多い法務系の仕事のうち、おすすめは食品製造なんだけど・・・
法律なんて勉強したことがないと思うこと、なかれ!
以外な穴場な仕事、それは・・・。
「食品製造業の法務」
食品製造なら、食品衛生管理者として転職する道がいい
食品製造業は、特殊な業界で、理系出身者が多い。
特に、食品衛生管理者という資格が必要な業種がいくつかあって、そこにかなり高学歴の人が採用されているケースが多い。
院卒の女性が採用されやすい食品業界は、「添加物製造業」。
消費者から嫌われ者の「食品添加物」は、ベンゼン環など、化学の基礎がわかっている人には最適の現場。
現場には、かなりハイレベルな大学を卒業した人がウジャウジャ・・・。
他に、この食品衛生管理者が必要な業種は、食肉製造業とか魚肉の加工品とか、油をつくる業種などなど。
食品衛生管理者は、大学を卒業している者とか、団体で開催されている資格の講習会に参加しなればならない。
食品衛生管理者が必要な製造業では、厳しい衛生管理なども義務づけられているので、監督者になれる人材が必要。
食品衛生管理者が必要な製造業の種類<参考>
・全粉乳
・加糖粉乳
・調整粉乳
・食肉製品
・魚肉ハム
・魚肉ソーセージ
・放射線照射食品
・食用油脂
・マーガリン
・ショートニング
・添加物
※詳しくは、厚生労働省のHPで確認してください。
食品製造の仕事でおすすめは、内勤が多い法務!
食品は、消費者から簡単に訴えられるケースが多い。
なぜかわからないけど、消費者の食品に対する目はかなり厳しい。
ささやき女将だとか、エビの偽装だとか、何かと話題になってきた食品業界では、「法務系」の仕事を新設するところが増えている。
法務部といえば、弁護士を想像するところだが、実は増えているのは「予防のための法務」。
つまり、なにかトラブルがおこったら弁護士に任せるところだけど、トラブル回避のために予防的に法務専門職員を置いておきたい!という考え。
法律的な考え方よりも、これまでのコンプライアンスだとか人材教育だとか、総務的な要素を含む。
なぜ理系なのにこんなに法務をすすめるか・・・それは
総務部には、どちらかというと「文系」が多い。
しかし、製造業の法務部は、文系だけでは務まらない。
特に、添加物製造業などは、製造工程や原材料、または輸入の過程でのチェック、細菌数、配合割合などなど、理系の要素がたくさんあるからだ!
こういう科学的なものは、「理系の勘」がないと、すすまないし、製造スタッフはほぼ理系なのだから現場とのあつれきや乖離がおこってしまう。
だからこそ、理系の院卒を採用したい!
ぜったいおすすめ!これから転職するなら食品など製造業の法務関連
独自の理由に思えるだろうか・・・。
実は、わたしも「製造業の法務」を担当してきた。
幸い一度もトラブルまで進んだことはない。
コンプライアンス、内部統制などなど、社長に近い位置で仕事ができるため、会社経営についても学ぶ機会が多い。
30代院卒の女性にとって、おすすめの転職先だ。
おすすめの転職エージェントは、パソナキャリア。
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