2008年のリーマンショック以降、そろそろ、転職市場が好転するかと思いきや、女性たちの間では、まだまだ転職が当たり前となっていないのですね。
転職の回数が多いと、相談する女性の中には、“自分だけが、どうして?”と、漏らす方がいます。
自分の周りには、転職する人が少ない―
もしかして、自分は、わがままな人間なんじゃないかっ?―
な~んて、真剣に悩んでいる女性が、多いんだわ。
でもね、「転職する」ってのは、何も崖から飛び降りるようなことではないのですよ。
むしろ、今の世の中で、ずっと“転職しない”方が、コワいんじゃないかしら?
転職を必要以上に、怖がるなっ!転職は、生きる手段なんだからねっ!
転職しなくても、42年間、同じ会社で働き続けられた時代は、もうとっくの昔に終わっていますよ。
もしも、同じ会社で働き続けるっ!なんて、鼻息荒くしている先輩女子が近くにいらしたとしても、転職することになった女性たちは、堂々としていたらいいですよっ!
だってさ、2016年、もう同じ職場で働くってことのほうが、リスキーなんだから。
同じ会社で、この先も同じ仕事をしているってことは、本人は“何も変えない”ってことでしょ?
長く続けている会社だって、時代時代で、新しい仕事に変えて生き延びてきたんです。
例えば、江戸時代から履物屋だったとするじゃない?
下駄の専門店してて、その時には売上が江戸でNo.1だったとしてもさ、世の中が手軽に着れる洋服が流行ってきたのなら、レインブーツに変えるかとか・・・。
だけど、はじめての商売だし、心配だから、一緒に傘も売ろう!とかさ、そうやって、ちょっとずつだけど、社会構造に合わせて、会社や商店も変化しつづけているんだわ。
だけど、「わたしゃ、下駄のこと以外わからないから、ずっと下駄を売るっ!」という社員がいたら、商売のジャマになるから、いらないよね!?
そう考えると、変わらずにいるっていうのは、簡単なようで、かなり難しいことなんですよ。
つまりさ、転職するよりも、急にリストラされちゃったりする方が、崖から飛び降りるような気持ちになるんじゃない?
だから、「転職回数が多いだとか、回数どうの」、とか、「ホントは好きな仕事だったけど、人間関係で・・・」、とか・・・。
もう悩まなくていいよ。
転職するってことは、生きるための選択肢として、あって当たり前なんだよ。
転職するってことは、あなたが幸せになるために、自分で会社を選べるようになったってことなんだよ。
新卒のときの会社の選び方は、なんだか“福袋”みたいなものだよね。30代や40代は、オリジナルの選択ができるというメリット・アリっ!
新卒のときのことを、思い出してください。
ちなみに、わたしは、「この会社で一生、働いていきたいですッ!」なんて、元気に言っていました。
業界No.1なんだから、そう簡単につぶれないし、女性でもがんばれば管理職になれるみたいだぞっ!なんて思ったりしていました。
当時、わたしは、女性が結婚したり子どもを産んだりしても、仕事は続けられるものだと、思っていました。
わたしの親戚は、女性がみんな、働いていました。
だから、専業主婦になる人の方は、健康状態が悪いか、働くことがキライな人類なんだろう、と思っていました。
ところが・・・新入社員研修あたりから、“この会社はなんだか、軍人養成所のようだな”とか、不穏な空気を感じ取るのです。
つまり、新入社員で会社に入ったときには、全然、自分の選択というプライベート感がなかったんだよね。
パッケージというか、福袋みたいに、何が入っているのか、わかんない。
どんな条件かわかんない。
自分に合うのかもわかんない。
だけど、百貨店で売っている福袋だから、いいものが、きっと入っているんだろう、とブランドやら知名度やらで選んでいるんだよね。
福袋って、昔は、着られないようなものもいっぱい入っていたけど、最近はお買い得なものがたくさん入っているじゃない?
だから、氷河期の新卒のときは、“昔の福袋”みたいなもんだったんだわ。
それに、新卒なんて、どういう基準で会社を選べばいいか、なんて、誰も教えてくれない。
会社四季報みただけで、働きやすいかどうかなんて、わかるわけないもんね。
それで、仕方なく、ブランドとか、知名度とかを利用して、とにかく大き目の会社に入っておけば、よしっ!だったでしょ?
同期では、新卒浪人の人も多かったわけだから。
とにかく、大きい会社なら、きっと仕事はあるでしょ、給料もくれるでしょ・・・みたいな感じで選んじゃった。
あんな選び方した会社で、一生働くことが珍しいのよ。
例えば、福利厚生どうの、なんて、あまり考えていなくって、育児休暇から復帰することがこんなに特別なことだったなんて、当時のわたし、実は知らなかったんですもん。
自分に必要なものがわかる30代後半から40代は、転職に最適なときっ!
30代後半や40代になってくると、だんだんと自分に必要なものが見えてくるんです。
ライフプランだって、人と全然違うよ。
家族の数だとか、好きなこととか、こだわりたいものとか、みんな違って当たり前なんだもの。
もっと、家族との時間を作りたいとか、親への生活援助が必要か、とか、住宅ローンの残額とか。
だから、この30代後半から40代あたりで、もういちど、自分の条件とマッチングさせた働き方ができるようになる。
新卒時は、氷河期で募集すらなかった会社に入社できるかもしれない。
新卒時は、中途採用しかなかった外資系の条件にマッチするかもしれない。
当時ベンチャーだった会社が、大きくなっていて、条件がよくなっているかもしれない。
そう考えると、転職することになった人生の方が、いい生き方ができるんじゃないの?
それにさ、わたしたちはストレス社会で生きているから、老人になって80歳まで生きられるかどうか、わかんない。
最近じゃ、交通事故のなかでも、“もらい事故”も、増えているんだって。
だから、新卒のころに考えていたような、90歳まで生きるようなライフプランなんて、もう考えなくてもいいな、と思うようになったの。
80歳くらいになって、厚生年金では生活できなくなったら、生活保護をみんなで受けようよ!ぐらいの気持ちでいる方がいいね。
転職して、新しい仕事を覚えたり、新しい業種での考え方を身に着けるってことは、これから先、あなたが生きるための知恵を身に着けることにつながるのっ!
だからね、もう、悩まないで、前向いて、転職しよっ!
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